四国お遍路&仁王行脚 讃岐編その4

四国行脚14日目中編です。

金剛禅総本山少林寺
いきなりの変化球です。この少林寺はあの少林寺拳法連盟の本部が置かれています。
つまりここに入門すればあの「仁王拳」を体得できるというわけです。

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総門をくぐって正面に仁王さんがいます。少林寺拳法の創始者・宗道臣による「金剛禅」の考え方や理念を象徴するものとして配置されているそうです。仁王さんは仏教の守護神で「無限・無量」の宇宙の調和を表していると考えられているとのことで、少林寺拳法においていかに仁王さんが重要なポジションを占めているかがお解かりいただけるでしょう。
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素手かと思いきや阿形さんは金剛杵を持っています。
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ちなみに道場内にも仁王さんが祀られていますが、アポ無しで見学予約もしておりませんので会っていません。あしからず。

四国八十八箇所 78番郷照寺
八十八箇所で唯一の踊り念仏の一遍上人が開いた時宗のお寺さん。
とはいえ勿論弘法大師が訪れたという縁起もあり、ちゃんと真言の教えも伝わっています。
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本堂入り口前の立体の天井絵が目を引きました。
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四国八十八箇所 79番天皇寺
天平年間に金山の中腹に行基菩薩によって開創され、弘法大師によって荒廃した堂舎を再興されたそうです。
寺名の天皇とは讃岐に追いやられた崇徳天皇(後に上皇)のこと。
晩年朝廷を呪い舌を噛み切って写本に「日本国の大魔縁となり、皇を取って民とし民を皇となさん」「この経を魔道に回向(えこう)す」と血で書き込み、爪や髪を伸ばし続け夜叉のような姿になり、後に生きながら天狗になったとされていて、後の京の天災は崇徳天皇の呪いだと言われたくらい凄まじい怨霊伝説を持った実在の天皇です。恐ろしや。
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本堂木鼻。
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四国八十八箇所 80番国分寺
このお寺さんに伝わる四国最古の梵鐘には次のような伝説があります。
当時の藩主・生駒一正公は、当時この鐘を高松城の鐘にしようと、田1町(ちょう)と引き換えに手に入れます。ところが、城へ運ぼうとすると思ったより重く、ひと苦労。しかも、城についた途端音がならず、おまけに城下では悪病が流行。そして、自身も病に倒れました。そんな一正公の枕元に毎夜鐘が現れ「もとの国分へ帰りたい」と泣くのです。そこで結局、鐘は国分寺へ返すことに。城に運んだ時と違い、今度はなぜか軽々と運べた上、鐘が国分寺へ戻った途端悪病は治まり、再び美しい音色を聞かせるようになったそうです。
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仁王門には仁王さんがいます。
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キリッとした佇まいの仁王さんです。
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四国八十八箇所 81番白峯寺
京都には崇徳上皇の霊を鎮めるための白峯神宮という神社がありますが、この白峯寺もまた崇徳上皇の霊を鎮めるべく建てられました。建久2年(1191年)に慰霊のために陵墓近くに頓証寺が建立され、さらに応永21年(1414年)に後小松天皇は崇徳天皇の成仏を願い自筆の額(勅額)を頓証寺に奉納、これが現在の白峯寺になったとされています。
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仁王さんが入れそうな山門がありますが中には大草鞋が鎮座していました。
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四国八十八箇所 82番根香寺
弘法大師の甥智証大師がゆかりの天台宗のお寺さん。
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寺には次のような伝説があります。昔、青峯山には人間を食べる恐ろしい怪獣、牛鬼が棲んでいました。村人は、弓名人山田蔵人高清に頼み退治してもらうことしました。しかし、高清が山へ入れど、なかなか牛鬼が現れません。そこで高清は根香寺の本尊に願をかけました。すると21日目の満願の暁に、牛鬼が現れ口の中に矢を命中。逃げる牛鬼を追うと2kmほど西の定ヶ渕で死んでいるのを発見しました。高清は牛鬼の角を切り寺に奉納。その角は今でも寺に保存されています。また牛鬼の絵は魔よけのお守りとして親しまれています。
その牛鬼の像も仁王門前の茂みの中に立っています。
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後白河天皇の帰依や高松藩主の保護もあったためかいかにも京仏師が作りました的な仁王さんが立ってらっしゃいます。
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江戸時代のスタンダードな仁王像の見本のようなお姿です。
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この日はもう少し頑張って仁王行脚を続けました。
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14日目後編に続きます。

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