四国お遍路&仁王行脚 伊予編その5

十日目の後半です。前半の3ヵ寺が盛り沢山でしたので分けました。

四国八十八箇所 54番延命寺
その昔は不動院円明寺であったといい、53番の円明寺(こちらの読みはえんみょうじ)と間違われることしばしばだったそうで(そりゃそうだ)、明治に江戸時代からの俗称だった延命寺に改名したそうな。

山門は元は今治城の城門の一つで、総けやき造り。明治初期に今治城取り壊しの際に譲り受けたそうな。
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という事は明治時代の仁王さんでしょうか。珍しいです。
402enmeiji_a1.jpg阿形さん
吽形さん402enmeiji_un1.jpg
天衣が大作りです。でも1番最初に朽ちていく部分なので頑丈な方がいいかもしれません。
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四国八十八箇所 55番南光坊
今治市の市街地に位置する南光坊は四国八十八箇所の中で唯一「坊」がつく札所。正式には光明寺金剛院南光坊というらしいです。かつては伊予一の宮の大山祇神社の別当寺院でした。

平成10年に再建された新しい山門。
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中には四天王がおられます。
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こちらはちゃんと誰が誰なのかわかります。多聞天と広目天。
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四天王といえばやはり邪鬼の踏まれっぷりを確認しておかねばなりません。たまにサボってる場合がありますので。
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こちらの修行大師は動きがあってしかもゴザ(バズーカと呼んでいる)も背負っていて完成度が高いです。
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納経所のおじさんに御朱印帳を差し出すと話しかけてくださって話に盛り上がり、特別にと納経帳の最後の空白のページに僕の名前を筆で書いてくださり、「車で回ってるならコレをつけておくといいよ」とお守りの木札をくださいました。
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僕の納経帳は仁王門の挿絵が沢山入っているのですが、なんでもその挿絵を描かれた作家さんがおじさんのお友達でしかも僕の家の近くに住んでいらっしゃるというので縁を感じたということです。

念ずれば花ひらく
仏教詩人坂村真民(しんみん)さんの有名な言葉だそうです。
お守りの木札の裏にも書いてくださいました。

四国八十八箇所 56番泰山寺
縁起によると、弘法大師がこの地を訪れたのは弘仁6年の頃。蒼社川という川がこの地方を流れており、毎年梅雨の季節になると氾濫して、田地や家屋を流し、人命を奪っていたため、村人たちは恐れ苦しみ人取川といって悪霊のしわざと信じていた。この事情を聴いた大師は、村人たちと堤防を築いて、「土砂加持」の秘法を七座にわたり修法したところ、満願の日に延命地蔵菩薩を空中に感得し、治水祈願が成就したことを告げた、とのことです。

仁王さんは本堂の廊下に立っておいででした。室内警備です。
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この日はよく晴れていました。
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四国八十八箇所 57番栄福寺
大分の宇佐八幡の分社を山城(京都)の男山八幡として創建するため、近海を航行中に暴風雨に遭い伊予のこの地に漂着したのがそもそもの始まりだそうで、最初は勝岡八幡宮として創建されたそうです。その後ご多分に漏れず神仏分離令により神社とお寺に分かれ今に至ると。

そのようなわけで仁王門はありませんが、お堂の彫刻がなかなか凝っていますので上げておきます。
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僕は昔から木鼻(シシゾウと呼んでいる)の写真も集めています。いつか役に立つかもしれません。
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四国八十八箇所 58番仙遊寺
寺名の由来は阿坊仙人という僧が40年にわたって籠り、七堂伽藍を整えるなどをしたが、養老2年(718)に忽然と姿を消してしまったという伝説が残っているためだそうで、遊びに出かけたまま帰って来ないということでしょうか。

山頂の境内に登る中腹に新しめの仁王門があります。
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仁王さんは久々に見た平成のスタンダードである「逆手金剛タイプ」です。
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境内の修行大師像。803senyuji.jpg

四国八十八箇所 59番国分寺
伊予国分寺。幾度の兵火により焼失を繰り返し、再建されたのは江戸時代後期だそう。当然仁王門もありませんでした。いつかお布施が余った時には是非建ててみていただきたいものです。

修行大師は尖っていて握手を求めてきます。新し過ぎます。
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木鼻も撮っておきます。獅子と象の大きさの比率がリアルです。
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というわけでこの日は範囲が狭かったこともあり、9ヵ寺巡り、仁王さん5組、四天王2組、鬼瓦1組(前回のブログ参照)の盛り沢山の四国行脚十日目でした。

四国行脚11日目に続きます。

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